2006年5月 Archives

ペンだこ復活の兆し

| 3 Comments

先日、Lamy safariとPelikano juniorを手にしてから、すっかり文房具の虜。


エゴコロもないくせにマンガを描いてみようとか、高校進学のときに工業高校のデザイン科に行きたいとか口走って「この子は何言ってんの」と訝しがられたりしたのも、今思えば、全ては道具に魅せられていたからかも。紙はもちろんのこと、つけペン、カラス口、雲形定規、製図用インク、水彩色えんぴつ、パステル、スクリーントーン、etc.、etc.。


そういえば、マンガを描いてるより、描き方の本を読んで、道具紹介のページにワクワクしてた記憶が。


画材屋に行けば、それこそ何時間いても飽きなかったなあ。



でも、そっち方面の才能は本当にないので、デザイン科行かなくて、ほんっと良かった。笑。




そして、「描く」より、圧倒的に「書く」のが好きな私。


ここしばらくは、パソコン中心の生活だったので、ちょっと忘れてたのですが。
コマコマ書くのが好きなのです。(ただし、字は大きい。)




『趣味の文具箱』は、そんな私にはとっても危険な雑誌でした。隅から隅まで読破。


万年筆はおろか、オヤクソクでRHODIAとMOLESKINEにも手を出したワタシ。なんというか、敷かれたレールの上を歩んでるような気がしないでもないですが、そんなことは構わないのです。いいものはいいんだから。




my moleskine

中でも、MOLESKINEは、このまえITO-YAで手にとって確かめてから購入。


予想以上のハマりように、自分でびっくり。




学生のころは、どこにでもある見開き1週間の、weeklyタイプの手帳に、好きなカバーをつけたりして使ってましたが、仕事を始めてからは、書かなくちゃならないスケジュールもなくなって、手帳を開くことが少なくなって、なんだかもったいないことに。


そこで、ミニ6穴タイプの手帳に、アドレス帳と1年のカレンダーと無地のメモ用紙を入れて使ってみましたが、単なるメモはともかく、講演会なんかに行って聞き書きをした場合、このメモ自体をどこにどうやってとっておこうか、うまい案が見つからず。しかも書くときリングが邪魔!


といっても、普通のA6サイズのミニノートなんかだと、鞄に入れてる間に悲惨な姿に。カバーをつければいいかもだけど、ノートの厚さもイマイチ気に入らず、、、。ええ。ワガママなんです。




まあ、こんなわけで、「書く」ことからなんとなく離れちゃってたんですが、MOLESKINEを手に入れてからは、書くわ書くわ。基本的に、ずっと保存しておきたいメモや、ふと思いついたことを書くのに使います。読みたい本の名前とか。いつか観たい映画とか。忘れちゃいけないフレーズとか。ちゃんと調べて覚えておきたいドイツ語とか、もちろん講演会とかでの聞き書きとか。



そして、RHODIAは、というと、もっぱら書き写し用のメモです。ワタシはよく車の中でメモすることを思いつくので、とりあえず書く。ラジオでかかってた曲のタイトルとか、人の名前とか、帰りに買わなくちゃならないものとか、バイトの時間とか。


縦に使うのが基本だろうなあと思いつつ、私は横に使います。横の方が絶対書きやすいし使いやすい。私の場合。




で、目下どうしようかと悩んで(?)いるのは、アドレス帳。既製のアドレス帳は、書くスペースが小さくって、使いにくい。サイズもイマイチ合わないしなあ。

ピンとくるモノがないので、手作りもいいかも?と考えているところです。



と、いろいろ書いて書いて書きまくって(?)、改めて認識したのは、私はほんとに「書く」のが好きなんだなあって。文章を、じゃなくって、あくまでも「書く」という行為そのものが好きみたい。


最近、手書きするときに漢字を忘れることも結構あったし、ちょうどいいかも。
小学生のとき以来になりますが、いずれはまた書道もやりたいなあと思っていたりします。

憲法集会

5月3日は、憲法集会に参加。

加藤周一さんの講演と、神田香織さんの講談を拝聴。



加藤周一さんがお話してくださった内容は、ワタシにはまだ消化しきれていないので、簡単にはここに書けない。そんなに難しいお話ではなかったけれど、メモがいっぱい。



神田香織さんの講談は「はだしのゲン」。

原爆が落とされる前から投下直後までの内容。

「講談」って初めて聴きました。

照明や音響効果も抜群でものすごい迫力。

ハンカチで涙を拭っていた方が多かったです。




地元の方々のアピールも良かったー。

「北陸ダンプ労働者九条の会」の方のアピールは、おもしろかったのだけど、感動して涙がちょっと出そうになりました。思想、信条を超えて、「9条を守る」、「9条を変えない」というただ1点だけでつながっている会。



全国各地の九条の会も、そんなつながりだなあと思います。

県内にある様々な九条の会も。



全国では「会」として名乗りを上げた団体が4700を超え、県内でも68を数えるとのこと。

ゆるーく連帯して、9条改悪にならないように、なんとかしたいけれど、今回の憲法集会に「一緒に行こう」って友人を誘っていないワタシだからなあ。憲法集会の内容も誰かに伝えていかなくちゃ!と思うのに、うまく伝えられない自分は、やっぱり片手落ちだなあと思う。




その後の打ち上げにも便乗させていただいて、ちょっとビビりつつも、事務局をなさっていた弁護士さんたちから色々お話を伺いました。


平均年齢50代前半、かな、の弁護士さん&大学の先生たちにとっては、「ナマ加藤周一」が感動だった模様。加藤周一さんは、もう86というご高齢だというのに、現在の日本の進む方向に危機を感じ、憲法改悪をなんとか阻止したいという思いがあるからこそ、あの迫力につながるのではという話も出ていました。ナマの講演を聞けるのは、おそらくこれが最後かもしれなくて、変な言い方かもしれないけど、遺言を渡されたような感覚、でもあったよう。



弁護士さんたちが加藤周一さんに感動していたのと同じような感覚は私にもあって、ただ、私の場合、加藤周一さんに対してではなく、飲みながら、半分夢のような話も交えながら、熱く憲法を語る弁護士さんや大学の先生たちに感動しました。なんてこの人たちは元気なんだろう、って。私は、なんでこんなにビクビクしてるんだろうって。



もちろん、若いから、ビクビクしてるのだろうとは思う。

けど、この弁護士さんたちの人権意識や、憲法に対する想いは、5年や10年でできたものではなくて、やっぱり私みたいな年の頃から、考えたり議論したりしてきた結果だろうなあと思うのです。



だから、その場に、私と同年代の弁護士さんが1人もいなかったのが、寂しいと言えば寂しかった。

私たちみたいのは、激少数派、なんだろうなあ、とは思うので、無理もないかと思いつつも。




そして、今回初めて認識させられたのは、私にとっての弁護士のプロトタイプは人権弁護士だということ。そして、それは決して多数派ではないということ。




私って、ずいぶん恵まれた環境にいたんだなあって。

でも、こんな弁護士さんたちの元だから、いつまでたってもバイトを辞められない、というか、辞めたいという気がおこらないのです。

連休には

ちょっと連休が取れるとなると、行ってしまうのが、やっぱり東京の友人宅。


世の人と逆の動きをするので、飛行機も空いてたし、移動はなかなか快適でした。




ただ、おヤクソクで体調を崩すワタシ。

今回は咳が止まらなくて、嫌いな薬をのみつつの訪問。





でも、ピクニックはしたし(というか、ただの昼寝?)、友人が着ないというお洋服いっぱいもらったし、メガネの修理にも行けたし、お洋服やさんのステキな店員さんたちにも再会できたし、ITO-YAではペリカンフェアやってて、あこがれの1本も決めてきたし(購入できるのはいつになることやら?)、ついでにナポレオン&ベルサイユ展なんかも見てきて、充実しまくりの休日。本やらマンガやらも読んできたなあ。




移動が入ってるので、ゆっくり休んだという感じはしないけれど、仕事のことをすっかり忘れていられたのは幸せでした。そういう意味ではまさに「リフレッシュ」できた連休。




ああ、そうだ、でも1度だけ、名刺出したような。

名前だけは聞いたことがあった、「クレヨンハウス」に偶然行き着いて、甥っ子たちへのプレゼントを買ったり、カフェでゴハン食べたりしたのだけど、カフェの横にある自然食品店には、うちの会社のお醤油が!というわけで、直接のお取引先ではなかったけれど、ちゃっかりご挨拶を。ついでに営業もしてみました。笑。

1

2012年7月

S M D M D F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

Recent Comments

  • kanakita: yuka in Se read more
  • yuka in Seattle: 疲れがとれず、米酢を read more
  • kanakita: ホントはね、アウトド read more
  • トッキー: kanakita先生 read more
  • kanakita: トッキーちゃん、久し read more
  • トッキー: むむむ。 非常に興味 read more
  • kanakita: 山庵敦さん、すっかり read more
  • 山庵敦: レシピのご紹介ありが read more
  • kanakita: itaちゃん、コメン read more
  • ita: 久々のコメントです。 read more
Powered by Movable Type 5.14-ja