脳の発達~30歳成人説!?

最近いろんなところで言いふらしてる(?)ことだが、「30歳成人説」。これは別に、私が言い出したことでも何でもなく、いろいろ行き詰まってる私を見て、もうちょっと楽にかまえましょうと、指導教官が私に言ってくれた言葉。こんな説が、脳生理学(だっけな?)であるんですよ~と。何でも、日本人(だったかな?)は、30歳でようやく脳が成熟し「大人」つまり「成人」と言えるらしい。

そのときは、ふんふんと聞いていただけだったが、考えてみると思い当たる節がいろいろある。

ドイツで、また、こっちに来ている留学生との交流の中で、私はいつも年下であり子供だった。実際の年齢は私の方が上であっても、この関係が逆転したと感じたことはあまりなかった。周りがすごく大人に思えた。行動も、考え方も、生活も。

別に、周りと比較しなくても、自分自身を振り返ってみてもそうだ。高校の時に勧められた本が、今読んでやっと面白いと思える。当時は読んでも、理解するどころか、何が分からないのかすら分からなかった。それで現国が大嫌いだった。。。話がズレたが、これは、その当時、私の脳は、その本を読めるレベルにまで発達してなかったのではないか?考えるに至ってなかったのではないか?と思う。今になってやっと、その当時先生が欲していた高校生のレベルになってきたとでも言おうか。

現在26。30まであと4年弱。それまでにがんばって、ちゃんと「成人」したいと思う、今日この頃。