過剰包装

最近、買い物のときにいつも思うのが、包装が過剰だなぁ。。。ってこと。お菓子1つを買っても、昔は箱や袋を開けたらそのまま食べられることが多かったのに、今はさらに個包装を破らなくちゃなんない。

もちろん、個包装がなされてることで、湿気るのが遅いとか、傷むのが遅いとか、持ち運ぶのに便利だとか、消費者側にもいろんなメリットはある。けど、このメ リットは、ゴミを増やし、環境に負荷を与えてまで必要なメリットかな?と疑問に思う。買い物をして、その後すぐ料理をするときは、家に帰ってすぐに開くわけだから、わざわざ過剰に袋に入れてもらう必要はない。だけど、リンゴ一山を新たな袋にいれてくれるし、パック詰めの魚や肉もしかり。買い物袋が汚れない とか、そういうメリットがあるのはよく分かるのだけど、、、

そんな中、量り売りをしているお店とか、過剰な個包装を控えてくれるお店と か、そういうお店がでてきたのがとっても嬉しい。私が布ナプ関係でお世話になっているてくてくさんは、包装もホントにシンプルだし、届いたものを開いて も、すっごくホッとする。ゴミの山ができないから。

そういえば、昨日もちょっと嬉しいことがあった。突然モスのライスバーガーを食べたく なって、テイクアウトを頼んだのだけど、そのときに「すぐ食べるから、そのままの形でいいです」なんて、ワケの分からない頼み方をしたのに、ホントに最低 限の包み紙だけで、ほかには袋も、紙ナプキンも、なーんにも付けずに、「これでいいですか?」って、バイトの子(だと思う)が渡してくれた。普通、マニュ アルがどうとかで、これには絶対こうしなくちゃいけないっていうんで、こっちがいらないといってもいろんなものがついてきて、もらった直後にゴミ箱行きな んていう無駄が出る経験を何度かしたあとだっただけに、素直に柔軟に対応してくれて、ホントうれしかった。

てくてくさんにしても、チラシ を入れるとか入れないとか、配送も軽いと郵便にしてくれるとか、とっても柔軟に対応してくれる。もちろん、こういった柔軟な対応ができるのは、お店自体が そんなに大きくないとか、モスのバイトの子の場合は、客が私しかいない時間帯で、そのことだけに気を配れるという状況だったからとか、そういう理由がある と思う。会社が大きくなればなるほど、一人一人の顧客に対し柔軟に対応するなんて、きっと至難の業になっていって、いろんなことがマニュアル化されていく のだろう。ケド私は、これからは、マニュアル×自動化の方向に進むんじゃなくて、アナログに人と人が接し、いろんなことに柔軟に対応していくようになってほしいなぁ。