週末から週明けにかけて風邪でダウン気味でした。
何とかは風邪をひかないはずなんですが、、、おかしいなあ。
なので、なるべくササッと仕事を済ませて、速攻でうちに帰ってきて、ベッドにもぐり込んでいました。すぐに寝られたわけでもなかったので本を、、、と思いつつ、手にとったのは結局マンガ。家裁の人、最終巻まで読み終わったものの、12巻からの話の展開が、11巻までとガラッと変わったので、ちょっと不満。(笑) でもおもしろかったです。そして、改めて裁判員制度のことを考えて不安になってみたり。裁判員制度の詳しい内容までは知らないのですが、「知らない」では済まされそうにないです、、、。
一般的に、というか、「ある人が」と考えていては、なんだかボーっとなってよく分からなくなるので、とりあえず自分の方にぐぐっと引き寄せて考えてみます。
「もし、<私>が裁判員に選ばれたら。」
公判に立ち会うために、裁判所に出廷しなければならないのは仕方がないし、その事件に関する法律を勉強しようと努力はすると思います。
ですが、裁判員制度の対象になるのは、はっきりいって重い事件ばっかりです。
こういった事件は、これまで審理の回数も多く、間も開いていて、裁判が長期化するものがかなりあります。
それを、「公判前整理手続」という手続を導入し、裁判員が争点について判断しやすくコンパクトにする、とのことですが、、、
たった1週間やそこらのぶっ続けの裁判で、ポンッと出された証拠を見たり、証人の証言を聞いただけで、適切な判断ができるのか、はっきりいって自信がありません。
というより、検察側、弁護側が、「市民」に向けて、いかに上手にプレゼンしたかで決まってしまうのでは?
感情に訴えた者勝ち、というか。
あと不安なのは、こういった重大事件にかかわったあとの、自分のココロです。
あのときの判断が正しかったのかどうかと、ずっとずっと考え続けることになると思うし、万が一間違っていたと気がついたりしたときには、私はどうなってしまうのでしょう。考えただけでオソロシイ。
自分自身のことについてだったら、過去に間違った判断をしていようが、それで周りに迷惑をかけていようが、結局自分に還ってくることなので、とりかえし、、、はつかなくても、何らかの形でフォローするなり、自分に背負い込むなりできるのですが、まったくの他人の生活や生命にかかわる判断を間違ってしまったら、、、???
ああもう、考えただけで憂鬱です。
プロ(法律家)でさえ悩む内容なのに、シロウトに判断させちゃあいけないと思うのですが、、、。