「独り」 Part II

激忙しい割に、気持ちのアップダウンの幅が少なくなってきて、安定している最近は、毎日がほんっとに充実していてシアワセさん、なのだけど、ふと考えてみると、友達も少なくて、カレシもいない私は、あら結構孤独じゃん?と思ったりします。



親元に住んでいるので、全くの独りぼっち、なわけではないですが。




だけど、職場でも決まった人たちとしか顔を合わさず、休みナシで職場と家を往復するだけの生活をここ2年くらいずっと送っているのに、この異様なほどの(笑)充実感はなによ!?と自分でもちょっとツッコミたくなるのです。



というわけで、少し考えてみましたら、私は「独りでいること」が平気な人になりたいのだなあ、ということに気がつきました。で、今、ちょっとそんな感じなので、嬉しくて楽しいんだと思います。意外にできるじゃん、って。



これは、その昔、依存型だったことからの反動です。多分。



依存、というか、相手に120%の信頼と愛情を注ぎ込み、相手からも同じだけのもの返してくれることを望んでいて、誰かに必要とされている、という感覚を常に常に持っていたかったのだと思います。


なぜそんなにベタベタな感情を要求していたかというと、それは、親との関係や、イジメに遭ったことなんかとも関わってくるのだろうと思うのですが、とにかく、いつもいつも確かめていないといけないくらい不安だったのです。



だけど、ベタベタな関係は長続きしないので、かなり暴力的な形で破綻しました。いつも。





何度か繰り返しているうちに、「そろそろあんたも、独りで立てるようにならんとダメなんじゃない?」って思うようになったり、そんな私の葛藤にツッコミを入れてくれる人が出てきたり、歳と共に、ダメダメな自分を認めることができるようになって、ダメな自分でも、自分のこと好きじゃん、って変な自信がついたり(笑)、そうしたら、つるんでいることが面倒になってきて、気がついたらこんな状態。




さっき、「独りでいることが平気」って書きましたが、全くの天涯孤独、話す相手も誰もいない、ってことではなく、「つるまなくても平気」ってことかなあと思います。つるんで、その輪の中からはみ出ないようにして、その輪の中の人たちから必要とされていると常に感じてなくちゃ自分の存在価値が分からない、って状態は、とりあえず抜けた、ってことでしょうか。