キャンセルの電話

カテゴリが「慣れないアメリカ生活」の通り、アメリカにはアメリカなりの掟というとか、しきたりというかがあって、そろそろアメリカ生活も2年になりますが、相変わらず驚くことが多々あります。

今回は、引っ越しに当たって、インターネットの接続サービスも移さなくちゃなあ、と思ってたところ、ふと思い出したことがありました。ソルトレイクへ来た当初、Comcastでネット接続の契約をしたのですが、ネットのみのサービスには割引とかもなくて(デンバーではあったのだけど)、高いなあとぼやいたら、作業のお兄さんに言われた言葉。

「僕は単なる技術作業員だから何もできないけど、Comcastに電話して文句つけると、いろいろ割引してもらえるよ。」

、、、かなりビックリしました。

Comcastの作業員さんが、こういうことを言った、っていうのもビックリだけど、クレームつけると割引してもらえる、なんてのも、日本じゃそう簡単にはないなあと。(多分ドイツでは完全に無理かと。)

でもまあ、当時は英語で電話する、なんて、ちょっとというか、かなり無謀だったので、おとなしく規定の料金を払い続けましたが、今回は、引っ越しでどっちみち連絡しなくちゃならないので、と、チャレンジしてみました。

予備知識に、と、少しネットで検索してみると、ComcastのPromo(販促?そのサービス?)を受けるには、「おたくは高いから、QwestとかVerizonとか、他会社に変更を考えてて、キャンセルしたいんだけど。」と切り出すと、色々オファーが出てくる、との情報が。なので、私もまず、キャンセルするための電話につなぎ、「引っ越しを機会に、高いから、サービスをストップしたいので、解約の手続きを教えて下さい。」と言ってみました。

すると、「Comcastには、引っ越しの場合のサービスもあって、新住所ということで、新規顧客とみなし、6ヶ月間、月19.99ドル、セットアップ費用50ドルも無料にできるけど、継続、どう?」という答えが返ってきました。

、、、あまりにあっけなくて、さらにビックリ。(笑)

すんなりオファーを受けるのもわざとらしいかな、と思って(笑)、全く同じサービスを受けれるの?とか、6ヶ月後に、やっぱり高いと思ったら解約できるの?とか尋ね、継続することに決めました。いや、もちろん、このオファーを引き出すために解約する、って言ってみただけなんですけどね。(笑)

やり手(?)の顧客だと、ここから更なる交渉をして、もっと価格を引き下げるのかもしれませんが、$19.99でも今の半額以下なので、私はこの価格であっさりOK。作業員に来てもらう日の予約も取りました。

ということで、引っ越しの際の懸案事項、1つ解消!です。