先日も書いた、「ISICOバーチャルショップ道場・基礎講座」の最終回が今日でした。
5回講座の最終日の今日は、ネットショップの企画発表と異業種交流会。それぞれの方々に対する先生の指摘やアドバイスが当を得ていて、他の人へのアドバイスを聞いていても勉強になる。それに、今日まで一緒に講座を受けてきたけど、ほとんどの方のことは知らなかったので、みなさんがどんなお店やサービスをなさってるのかも分かったし、すでにネットショップやホムペを運営なさってる方も結構いた。みなさんホントがんばってるよなぁ~、私もがんばんなきゃね!と、また刺激を受けて帰ってきたわけです。
で、この講座の最後にあった「秘密の実習」。これまでも秘密実習はありましたが、今回はNHKの「プロジェクトX」の録画を見て総まとめ。「お客様の立場に立つ」ことの重要性がヒシヒシと伝わってくる番組ではあったのですが、、、
、、、それ以上にすごいことを聞いてしまった。
その昔、戦争が終わった頃のこと。
日本には洗濯機なんてありませんでした。
家庭の主婦は、もちろん手洗いするわけです。
来る日も来る日も。毎日毎日。
その量なんと、5人家族で年間2万枚。
2万枚って、、、???ですが、象1頭分だそうです。
、、、象1頭分!?
「2万枚」にしろ、「象1頭分」にしろ、私にはよく分からない数値なのですが(笑)、とにかく多い!ということは明らか。当時のおかあちゃんたちは、洗濯に始まり、洗濯に終わる、ってな生活してたって言っても過言ではないのでは?
なんだか今は、当たり前のように洗濯機があって、昔はなかったことくらい知っていたけど、本当に「ない」生活がどんなものか、想像したことがなかった私。
うちも、今の洗濯機になる前は二槽式の洗濯機で、脱水に移すというだけでも面倒だなと思っていたことも忘れてました。
そして、今って、ずいぶんラクをしてるなぁと。
ラクチンになっちゃったから、汚れてないのに1回着たから洗う、とか、それが実は水や電気を無駄に使うことなのに、抵抗がないというか、気がつかないと言うか、平気になってしまったのかなぁ、、、。
私たちに至っては、日常に洗濯機がない生活を経験したことがないわけで、話には聞いていても、それがどれほどハードなのかまでちゃんと想像できないし、普段そんなこと考えたりしない。だから、水や電気をどんなにたくさん使っているかまで考えが及ばない。
「エコ」とか言ってるくせに、、、。
洗濯機をドラム式にすれば、使う水の量が減る! 生地も傷めないし! とか、そういったことは考えても、今現在の私の日常で、いかに無駄な洗濯をして、水や電気を使いすぎているかを考えてなかった。
ムダづかい、結構してるんです。
ごくフツーに生活していて、ふとふりかえると、もったいない使い方してることが結構あるんです。それを、昔は母なんかに「もったいない!」と指摘されていたのに、今では母の方がもったいない使い方していたり、、、。
でもこうやって、電気のムダづかい、水のムダづかいができるのも、お金があるからで、世界にはきれいな水を「飲む」ことすらできない人がいるのに、、、。
私も搾取の構造の一端を担っているんだよなぁ、、、。ごくフツーの生活をしているだけなのに。結局、私たちの「フツー」が、いかにフツーじゃないかってことか、、、。
洗濯のことを考えてたつもりだったのに、なんだかどんどん違う方向へ行く私。ちょっと収拾つかなくなってきたので、いったんこの辺で。
■なるほど....。
kanakitaさん こんにちは。
なるほど、コメントいただいた「あること」とはこのようなことだったのですね。
私が小学生の頃は、家庭科で洗濯板をつかって洗濯する実習がありましたけど、kanakitaさんはどうでしたか?今の子どもたちはどうなんでしょうね。
ところで、エコといえば、江戸時代の「江戸」は、人口100万人を抱える大都市にもかかわらず、世界において稀なエコロジー都市だったことはご存知だとは思いますが、残念ながら明治維新以降その仕組みが壊れてしまいました。
しかし、その江戸でさえ、最初から循環社会であったわけでなく、それまでの時代を生きた人々が、その時々の状況の中でどうすれば自分もよく相手もよく社会にとってもよくなるのか「お互いさま」の仕組みを考えて行動して行った結果、個々の動きがつながっていってできあがった社会の仕組みだったと思います。
一度できたことは、またできます。
そのためには「お互いさまで社会がなりたっている」という考え方が人々の間で当たり前になることが大切なんです。もう少し言えばその「お互いさま」の範囲をどこまで広げて考えられるかということがさらに重要だと思います。
その考え方なしに、「お金を払えば対価を得るのが当然」と考える方が一般的になっていることが、kanakitaさんをも悲しませている社会の現状をつくりだしているように思えます。
私も、毎月10日に地域のゴミひろいの活動を続けてきて、毎回大量のタバコの吸い殻を広い集める度に、このことを考えてしまいます。吸い殻を路上に捨てる輩は、何も考えないか、税金を払っているから別にいいだろうという間違った思い込みをしている場合が多々あります。私は吸い殻やゴミを拾う度に、「路上にゴミを捨てる人はその度に自分の心(けっしてうそはつけない感性)を無意識に傷つけているなぁ」と思います。
「お互いさま」の発想が広がること、それをそれぞれの方がそれぞれの立場でやっていくしか、世の中はよくなりません。
私は、今の仕事、その考えをもってやっています。ネットは結局のところ「お互いさま」「Win Win」の思想がないと成功しないものです。道場やコンサルティング等を通じて、関係する方々にそのような考えをもっていただくことができます。その考え方で臨まないと、成功という成果を得ることはできませんから。
お互いに、できることをやりましょう。
■長い追伸
言い忘れたことがありました。
情報化社会、とりわけ、現在の情報過多時代においては、必然的に、人は「自分とは関係ないところで社会が動いている、物事が決まって行く」と感じやすくなります。
心理学的にもそうなんです。
道場でも申し上げたかもしれませんが、情報が多すぎると、人はそれを処理できないんです。処理できないということは「不安」を生みます。
人は不安という不安定な状態を安定した状態に戻そうと無意識レベルで様々な試みを行います。
物理的に聞こえていても記憶に残さない「聞かない」状態
個人的に興味のあることだけに注意をむける「無関心」状態
「好き嫌い」「感じよい感じ悪い」と感覚的に判断する「単純化」状態
などです。
人はある物事について主体的に関わって行こうという意識を持たない限り、情報過多時代の中でこのような状況に陥りがちです。
そして、次第に広く周りに関わろうとしなくなります。
その一方で、社会は意識をもった人たちが関わりながら動いて行く。
その中で、だんだん「自分とは関係ないところで物事が決まって行く」「自分ひとりの存在は小さくて、何もできない」という思いを持ちがちになるんです。
昨今の選挙で投票率が軒並み低い背景にもこんなことが作用しているのだと私は思います。
しかし、身近で関わりのある人が行動でもって示してくれたり、自分との関わり合いの中で語ってくれたりすると、そのような無力感や孤独感は少しずつ解消され、「社会に関わろう」「自分がやれることは小さくても何かした社会につながっている」という気持ちが湧いてくるようです。
大切なのは身近な人の働きかけです。だから、「自らが源」と思い行動し、周りに働きかけて行くことが人を変え、世の中を変えていく方法だと思うんです。
■ありがとうございます。
ふゆさん、長いコメントありがとうございます。
江戸が循環エコ社会だった、というのは、聞いたことはありますが、具体的なところまでは勉強してません。けど、ふゆさんの言うとおり、一度できたことはまたできる。しかも、今の私たちの生活は複雑になりすぎて、おかしな循環、、、というか、循環せずにワンウェイになっちゃってることが多いので、シンプルにできるところはシンプルにして、循環させていくことは、不可能ではないと思うのです。
でも、頭で考えて、言葉に出したところで、そうカンタンには他人には伝わらない。特に、そんなこと考えても見ない人とか、どうでもいいや!って思ってる人には。だから私は、私自身がまず実践していかなくちゃ、と思っています。
あ、もちろん、シンプルな生活や、循環系の中に私もいるんだよーと、自己確認というか、そうできることが、私にとって楽しいし、気持ちいいからなんですけどね。
ふゆさんが書いて下さったこと、私が「結局、こういうことだよねー」と、ぽけーっと考えたり感じていることが、理路整然と言葉になって並んでいる!!!ってなカンジでした。おお、サスガ!と思う反面、「オマエ(私のことです。)ももうちょっと勉強しろよなー」と思いました、、、(汗)。
「世の中を変えていく」と、私が断言(?)するのには抵抗がありますが、でも、そう考えていることは事実です。私ができることをやる。それをやらなくちゃ始まんないよね、って。それに、どんなに小さくたって無力じゃないんだから、って。
ある人が言ってたんですが、「私たちは無力じゃない。微力なんだ。」
てことは、微力がいっぱい集まったら、結構大きな力になるんじゃない!?と思ったりも。
かといって、なかなかうまくいかなくて、虚しくなるときもあるんですが、そこであきらめると、また自分を偽ってることになるので、コミットの仕方を変えてみたり、距離をとってみたり、調整して充電して、あきらめないのがいいよなーって。
はりゃ。
また何だか書いてることがメチャメチャになってきましたね。暴走気味?
ふゆさんのように、理路整然と表現できるといいなと思うのですが、なんせまだヒヨッコなもので、、、。(でも、前からいつもそうだなぁ。こんなのが私なのかも、、、。)
■モンゴル非電化プロジェクト
Kanakitaさん、コンチハ♪
私の知り合いから
教えてもらったんですが。。
こんなサイトあります。
http://www.hidenka.net/index.htm
モンゴルで非電化の冷蔵庫です。
電気が無い所で出来る冷蔵庫
なんです。(^^)
結構面白いでしょ♪
■大丈夫ですよ
kanakitaさん
大丈夫ですよ。
これからあなたの脳が変わってきます。いろんな経験が面白いくらい組み合わさって、しかもそれを表現できるようになりますよ。
例の脳の本、この前お貸ししようと思って持って行っておりました。ばたばたしていて忘れちゃったので、また次にでも。
■まあ!
コメントありがとうございます☆
>平岡さん
オモシロイですね~!
まだザッとしか見てないのですが、またじっくり見てみたいと思います。今スグにでもほしいなぁと思ったのは「手巻きラジオ」。畑作業をする1~2時間、聞けるラジオがあったらいいな、でも電池をたくさん使うのはやだなぁ、、、と思ってたところだったので。
>ふゆさん
悩むのも大得意ですが、トータルで前向いていくのが私ですので、「脳力」信じてがんばりますよ~!
脳の本、楽しみにしてます! 実は、すでにアマゾンでチェックしてたのですが、送料フリーにするために、ちょいマチ状態だったので、ヤッター!です♪ あ、もちろん、本「買う」のが趣味なので、いつか買ってるかもしれませんが、、、(笑)
■無題
kanakitaさん おじゃまします(^o^)
あっち~です。道場ではお疲れ様でした。いつも前向きに頑張るKanakitaさんの姿に魅力的な方だなーとお見受けしていました。こちらのブログのほうもいろいろ考えていてしっかりした意見があって・・・これからKanakitaさん見習ってこのブログで勉強させていただきます!!
■しっかり、、はしてないです~(汗)
あっち~さん、コメントありがとうございます♪ &道場ではホントにありがとうございました!
あの道場を受けたら前向きにならざるをえない!って思います。実は、ホントにホームページどうしようか行き詰まっていて、ちょっと見ないフリ、、、みたいな気分になっていたところだったので、絶妙のタイミングの講座でした。
こっちのブログは、仕事と全く関係ないので、勝手気ままに好きなこと書いてます。全然しっかりしてなくて、そのうちいっぱいボロがでてきますので、お楽しみに~。(笑)