ヨワい頭で考える。

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ほとんどロム専門なのだが、いろんなメーリングリスト(ML)に参加している。その中のあるMLで、今、超ホットな話題が、「安全な食品」と「人がお腹いっぱい食べられる食料」が対立するか否か、ということ。


みなさんの議論が高度すぎて、なかなかついていけてない私(涙)。
でも、食べ物と、飢餓や貧困、ひいては平和問題につながるこのテの話題は、私にとってすごく重要なので、ちゃんと考えなくちゃいけない、と思って。



でも、MLに書き込む自信がないので、まずはここで自分で整理してみよう、と、、、。




、、、と、、、、、、、と思ってやってみたが、それさえも、まだうまくできない。(涙)



また今日も午前サマ。
眠い頭で考えたところで、堂々巡りするだけで、まともな答えは出てこないので、今日はもう寝よう、、、。

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■心理学の切り口から
kanakitaさん こんにちは。
先日はお腹減りましたね!

ところで、MLですでにどなたかおっしゃっているとは想像しますが、「人間学心理学」の第一人者アブラハム・マズロー氏が提唱した「欲求の五段階説」によりますと、人間は生理的欲求の上に安全の欲求が位置すると言われています。

マズロー氏によりますと、人間の欲求を大きくわけると5つの段階があり、それを下位からみると、「生理的欲求」「安全の欲求」「所属と愛情の欲求」「自尊の欲求」「自己実現の欲求」となり、基本的に下位の欲求が満たされていくに従い上位の欲求がでてくるとのこと。

生理的欲求とは「生存したいという欲求」です。それが満たされたとき、「安全になりたいという欲求」がでてきます。

ちなみに、所属と愛情の欲求とは「他者から認められたい、人と親しくなりたい、愛されたいという欲求」、自尊の欲求とは「価値ある人間として認められたい、自分で自分を認めたいという欲求」、自己実現の欲求とは「理想の目的を達成したいという欲求」です。

この観点では「安全な食料」と「人がお腹いっぱい食べられる食料」は対立する概念ではなく、まず「人がお腹いっぱい食べられる」という環境の達成が目的であり、次に「安全であること」が追求されることになります。人によって置かれている環境がそれぞれ違いますから、個々の状況に目を向ければ混在していますが、社会全体で考えれば、まず生存、そして次に安全でしょう。もちろん、前に「お互い様」という考え方としてもコメントしましたが、「社会」をどの範囲まで広げて考えられるかということも大切になります。

■続き
MLで議論する場合、発言する人の「価値観や願望」が主張に入りますから、様々な切り口が混在し、収集つかなくなる怖れがありますね。

世の中は単純でもあり、複雑でもあります。よりよくなるために生きるということは大きな流れにおいては人類に共有されている考えですが、細部の状況に目をとらわれると、個々が置かれている状況は様々であり、複雑でもあります。

ある根本的な流れはあるものの、考える切り口は多様であり、しかもそれぞれが関係している場合もありますが、議論する時は、それぞれの切り口がどんな切り口なのか、同じ切り口で議論しているのか違うのか、それらの切り口は独立しているのか関係しているのか、このようにひとつひとつ自分で考えてみる必要があるでしょう。そうすれば、自分にとって賛同できる、参考にできる、論が見えてくるかもしれません。

まず共通する流れを見ること、そして、様々な切り口に照らしながら、自分が置かれている状況で納得でき行動できる考えをたたき上げ、行動に移すこと。これが今、kanakitaさんに求められていることかもしれません。

あなたが動けば、まわりの状況にも少なからず変化がでてきます。

少なくとも、今回あなたが書いたことで、私も改めて考えてみました。

■Re: 心理学の切り口から
ありがとうございます。

只今、考えて考えてまとめ中。けど慣れてないので、まとめること自体に四苦八苦。

できたら少しずつ小出しにしていきます。よろしくおつきあい下さいませ。

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