改革の本丸は、、、

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『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言』

憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言

岩波ブックレット No.657
2005年8月発行
定価476円+税


岩波ブックレットって、薄っぺらーい(5mmもないなぁ。3mmほど?)のに、何だかすごい本がいっぱいあるな、といつも思う。


このテの話題に関して、「思い」はあっても、うまく言葉にできない。新聞読むのが苦手で、テレビもほとんどみないから、裏付けもない。感覚的に言うしかないから、うまく言葉にしようがない。それに加えて、一度ネットでこっぴどく叩かれたことがあり、ちょっとトラウマになってる部分もある。




だけど、くやしくてやるせない思いをしたままでいるのも情けないので、恐いけど言ってみる。





改革の本丸は、郵政じゃなくて憲法でしょ?>小泉さん





『第9条』

最終的にはここに持っていきたくて、でもそんなこと大っぴらに言っちゃうと私たちが気づいちゃうから「郵政」を隠れミノにしようと思ってるでしょ。そして今まで何十年も手がけてきた憲法「改正」法案を、こっそり、でも着実に、俎上に乗せようとしてるでしょ。今までガイドラインが通ったように、有事法制が通ったように、イラク特措法が通ったように、私たちの目をごまかして、「決まっちゃったんならしょうがないねー」と思っちゃうように、着実に一歩一歩足場を固めてるでしょ。この総選挙だって、必然性を感じられないんですけど。ガキ大将が、みんなで作った砂のお城を蹴散らして、オレの言うとおりに造るヤツだけ、仲間に入れてやる、って言ってるのと同じじゃないんですか?




なんて、新聞も読まない時事に疎い私に言われちゃーあ、しょうがないのですが(まあ、感情的で説得力ゼロなんで、言われたところで蚊とも思わない、でしょうが)、小泉さんや、それを取り巻く自民党の皆々様にとことんバカにされてるような気がするのは私だけ?




『9条って、、、』

と、ただ怒っていてもしょうがないので、ちょっとは勉強しないとね、って読んだのが『憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言。中村哲医師や姜先生(ステキ~!)やトットちゃん(黒柳徹子さん)や井上ひさしさんやら、錚々たる顔ぶれで、しかもとっても分かりやすい。美輪明宏さんので泣いちゃって、しばらく読み進められなかったのだけど。でもまだ自分のコトバにこなして出す、までには至ってないので、内容については書くのを控えます。興味のある方はご自分で読んで下さい。薄くて読みやすいし、お値段もそう高くないのでオススメします。

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■美輪明宏さん
kanakitaさん こんばんは!

昔、シャンソンを習っていた時に、私の師匠が「パリ祭」イベントに出演された際、楽屋にいったことがあります。そのとき、私の師匠の隣のブースに美輪明宏さんがいらっしゃいました。それまでにも何回か、彼女(彼)のコンサートにはいったことがあったのですが、いつも「オーラ」を感じていました。実際、私がシャンソンに興味をもったのは美輪明宏さんがきっかけでしたし。

だから美輪さんの本をよく読みました。美輪さんは長崎原爆の被災者です。それだけに、美輪さんの語る言葉のひとつひとつには説得力がある。

kanakitaさんは、謙遜されるけど、本質を押さえていると思います。ま、いいかで流していると、この国はどこかの国の属国で居続けるか、かつてローマ帝国に亡ぼされた金だけしか信じなかった「カルタゴ」のようになるのではないかと思います。

ま、私はせめてもの抵抗を、戸田市でやっているんだけどね(一応言っておきますが、私はコミュニストではありません。幹部が豪邸に住んでいる彼らの党は絶対におかしい!)。

kanakitaさん、私の同級生には自衛隊の幹部もいて、彼らの話を聞くといろいろと考えさせられるのも確かです。彼らは存在する、しかし、憲法では軍隊としては認められていない。「解釈」ということで、ごまかしつつ、ごまかしつつ、今までやってきた。

彼らもほとんど光のあたる舞台にでてこれない、相当なジレンマがあるようです。

それにしても、某国の観点からしか考えられないポチが首相している現状は不幸なことだと思いますなぁ。

■Re: 美輪明宏さん
ふゆさん、おはよーございます。
石川は蒸し暑いです。目が覚めて、二度寝できなくしまった、、、むーう。

美輪さん、被爆なさってるんですね。そのお話も書いてらっしゃって、一言一言ツッキリ突き刺さりました。シャンソンは、実はちゃんと聞いたことないので、一度聞いてみたいですねぇ。

コミュニスト、、、って、私も別にコミュニストじゃないですよー。笑。ふゆさんが指摘なさるように、なんか納得いかないところありますし。

自衛隊、、、については、現状と憲法と、というジレンマの中で苦しい状態にあるというのは想像できますが、、、。でも、9条のおかげで、少なくとも「人を殺す」ことに手を染めなくてもよかったわけです。もちろん、それが逆に自衛隊を危険にさらしているとおっしゃる方もおいでますが、そもそも行かなくてもいいところに行かせちゃうからそんな危険が生じるわけで。

しかも、現状の自衛隊では、戦場に行かされてもほとんど役に立たないとも聞きました。あっという間に相手に殺される、って。そのくらい「甘ちゃん」な訓練しかしていないって。(これは確か、自衛官とお話をなさった方が、こんなことなんだって聞いたよ、と話してくれた内容だったと思います。ちょっと曖昧で申し訳ありません。)もちろん、「軍隊」じゃないからそんな訓練ができないのかもしれませんが、人を殺す訓練なんて、しなくていい方が幸せじゃろー?と思うのですが、、、。

そして、こんなこと書いてる(言ってる)と、「北朝鮮が攻めてきたらどうするの? 愛する人を殺されても黙って指くわえて見てるだけなの?」とか言われます。(9・11以降のアメリカの武力行使に反対表明したときも言われたなー。) けど、そんなことは北朝鮮のメリットにならないのでまず起こらないだろうと思いますし、逆に日本が「軍隊」を持っちゃった方が、その危険性はグッと上がると思うのですが、、、。

ごめんなさい。暴走気味です。

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