読書モード。

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あきっぽいので、宣言するとダメな感じですが、ふと気がつくと読書モードに入っています。年末年始にちょっと時間があった、というのも理由かな。


買った本の半分以上はまだ読んでいない私なので(大汗)、読むものには困らないハズなのですが、買う時期と読む時期は一致してないので、本棚の肥やし状態になる期間は、半年であったり、5年であったり、それ以上であったり。


でも、本だけは、買わなきゃ!と思った時に買っておかないと、見つからなかったり絶版になったりしていることも多いので、貧乏人のくせに、身分不相応なほど持ってる本は多い方だと思います。図書館をもっと利用したいとも思うけれど、図書館に通うというオプションが組み込まれていない私の生活。図書館は通勤途中にあったり、家の近く(クルマで10分)にあったりするのですが、なかなか開館時間中に立ち寄れないのがもどかしい。いつかきっと、、、!とは思っているけど、いつになるやら。


さて、何を読んでいたのかというと、森達也さんと姜尚中さんの対談本、『戦争の世紀を超えて 』。まだ読み終えてないのですが、ものすごい本です。すごすぎて、感想をうまく書けない気がするけど、これは何かは書き留めねばと思う。とりあえずは、最後まで読み終えてから、ですが。


友人にもらった、浦沢直樹さんの『MONSTER 』も、怖いくせに読みました。このマンガはフィクションだけど、何か現代の現実世界とかぶるところがあって、背筋が冷たくなる内容です。怪物や国家マシーンのような人間を作ろうとするプロジェクトも怖いですが、やはり、わたしたちのようなごくごく一般の市民が、あるきっかけで殺し合いを始めてしまう危うさを抱えている、という現実が怖い。でも、怖い怖いと言っているだけではダメで、そんな危うさや弱さ、ヤバさが私の中にも他の人にもあるのだと認め、どう考え、どう行動していくか、なのだなあと。


とまあ、おカタい(?)本ばっかり読んでいるわけでもなく、久々にショージ君 を引っ張り出してきて、あれが食べたいこれが食べたいと、思いめぐらせていたりもします。笑。

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■無題
MONSTER、好きな漫画です。どこまでも残酷になれる恐ろしさを持つ私たちだけれど、それでもなんとかやさしさやあたたかさを持ちたいと願う気持ちも描かれているように思います。もう4年も前なので記憶が曖昧ですが・・・。
小学生の頃から父の週刊朝日を読んでいたので、ショージ歴もなかなか長いです。

■Re: nobkさん
nobkさん、コメントありがとーうございます。

そうそう、MONSTERは、決して絶望的ではないし、怪物にされてしまった哀しみも濃く出ている作品だと思います。ヨハンの最後の問いは、恐ろしくて切ない。あんな問いを子供に決して出させない世界を築いていかなくてはと思うのですが。、、、微力。だけど無力じゃないですもんね。わたしたち。

ショージ君は、知人に勧められたのがきっかけで、古本屋巡りしたのですが、気づいたら同じ本が2冊あったりして。笑。