感受性がものすごく強い人も世の中にはいて、私の友人もそうだけど、私はどっちかというとニブい方。頭では理解したつもりになっていても、実のところちっとも分かっていません。他人(ひと)の痛みとか苦しみとか。
なので、読んだり、聴いたり、見たりしなくちゃいけないわけです。実際に。
じゃないと、単に、頭でっかちの、口だけ人間になってしまいます。
ですが、弱いオツムでは、理解できない時期もあるわけで、高校のときに、現代文の先生に勧められて買った本とか、当時はちっとも読めませんでした。たとえ読んでも、ただ字面を追ってみただけで、とても読んだとは言えない。
そんな本を、今になって手に取ると、ああ、先生は、ここのところを知ってほしくて読ませようとしたんだなあと気がついたりしています。高校卒業して、干支がくるっと巡ってみて初めて理解できるようになるとは、時間、かかりすぎかも(涙)。
で、最近読んでいるのは、辺見庸。『眼の探索』
ハードです。私にとってはかなり。
『もの食う人びと』や『屈せざる者たち』もハードだったけれども、色んなことを考え始めた頃に読んだからか、まだショックが小さかった気がします。今読んだらどうだろう。
そして、相変わらず私は生っちょろくて覚悟のできてない人間だなあと思い知らされます。それが悪い、とか、しょうがないじゃん、と開き直るとかではなく、そうなんだ、という現状。今後、どうしていくのか、というのは、日々考え続けなければいけないのが、私。考えるのをやめちゃいけない。
■どんくさいおいらですが。。。。
農業総合研究センターへ4月11日付で異動することになりました。
1年間お世話になりました。
消えてなくなるわけではないのでご心配なく!
■遅くなりました。
ずいぶん前にコメントいただいていたのに、、、。やっとPC復帰です。メールチェックだけはなんとかやっていたのですが、その他はなかなか。
建物は同じ?なのですね。お世話になることがあるのかないのかもよく分かってませんが、今後もどうぞよろしくです。