『容赦なき作品なので、覚悟して読んで下さい。
性描写の嵐の彼方に、純愛を見出して貰えれば幸いです。 』
と、作家本人が言っているので、
他にどれを読んでみようかと思ったときに、
どうしても気になった『シシリエンヌ』。
物語の結末に納得がいかない人が結構いるらしい
というのも、じゃあいったいどんな話なんだろうと気になって。
で、ワタシは、結局泣く羽目に。
切なくて。苦しくて。そして怖くて。
結末は、納得がいく、いかないというよりは、
そんな結末を迎えざるをえなかったのだとも感じるし、
苦しく続く未来を予感させられたりもするし、
違う選択肢はなかったのかと問いたくなる一方、
こうするしかなかった切なさ、苦しさでやるせなくなって、、、。
作家の思うツボに入っているのかも。(笑)
巷で流行りの「純愛」って言われても、
これまでピンと来てませんでしたが、
私にとっては、これは思いっきり純愛でした。
そういえば、作家自身もそう言ってることだし。(笑)
なんだか、嶽本野ばらの作品は、
ギャグでもシリアスでも、
いろいろ考えさせられちゃう作品ばっかですね。
してやられた!という感じです。
■面白そうですね!
なんだかばたばたして本が積読状態で過ぎていくのですが・・・早くどうにかして嶽本野ばら、の作品読んでみたい気になりました!
そうです、kanakitaさんのおっしゃってる会社の野菜です・・・。
色々面白い野菜があるので写真を撮ってとか思っているのですが、なかなか。私も野菜も穀類も同じだと思います。前の前に米対策のソフトを農政に売る仕事に携わっていたので・・・。と長くコメントしてすんません。
■積読状態はワタクシも、、、
nyotaさん、コメントありがとうございます。長いコメントは私の方が、、、大変失礼しました。(つ、つい、、、)
本を積読状態にしておくのは、私の長年の趣味です。開き直っても仕方がないのですけど。(汗) 既読棚に移動するスピードより、平積みになってゆくスピードが速いのは、誉められたことではないですね。(ちょっと反省。)