永く永く

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エコかどうかは、とりあえずさておき。




おかしな天候の春~初夏ではあるのだけど、さすがに少し蒸し暑くなってきたので、と、サンダルやら雪駄やらを出す。(この前までブーツ履いてたのにねえ。というか、ブーツ oder サンダルという選択肢しかないかも?私。)



出してみて思い出したのが、もっているサンダルに、一つとしてまともなものがなくなっちゃってた、ということ。




中敷きが破れていたり、紐(?)がちぎれていたり、底が減っていたり。




といっても、どれも壊滅的、というわけでもなく。




直せば履けそう。




ドイツ滞在中は、ご近所にウデのいいマイスターがいらっしゃったので、いつもすぐに直してもらっていました。



新しく買ったブーツに滑り止めを張ってもらいたくて、といっても、ハタチそこそこの私には、そういうことをするのが初めてだったので、最初は無難(?)に、大きなデパートの中にあった全国(全世界?)チェーンのお店に行きました。だけど、高い工賃をとられたあげく、2日後にはがれる、という信じられない仕事内容。といっても、お店に文句を言いに行く度胸も根性もなかった私は、つたないドイツ語で友人にブツブツ愚痴を吐いていたら、あんなチェーン店に行くオマエが馬鹿なだけ。マーケットの裏にいい職人がいるよ、って紹介してもらったお店。




裏通りのお店には、売り子さんも座っていなくて、大丈夫かな、と緊張したり心配したりしながらお店のドアを開けたのですが、奥から出てきたちょっと気むずかしそうな、方言しかしゃべらないオジさんは、私のもっていったブーツを見て、「うわ、いくらなんでもひどい仕事するねえ。いくら取られたって?ひどいね。直しておくから、明後日の午後またおいで。」と、同じ番号を紙に2つ書いて、一つをブーツに留めて、一つを私にくれました。




直してくれたブーツは完璧。



その後、他のブーツの底の張り替えもお願いしようと持っていったら、踵がものすごく減っていて、減っているどころか樹脂の部分まで剥き出しになっていて、こんなのはもうダメかなあ、と思っていたら、見事なくらいまでキレイに修繕してくれました。



うわ、職人さんって、こんなのまで直すことできるんだ、ってビックリしたものです。




直して貰った部分が、1ヶ月くらいたって、ちょっとはがれて来ちゃったときは、「これは俺のミス。だから、無料で直させてくれ。」と、職人魂大爆発、だったり。




場所以外、お店の名前も電話番号も、何も覚えてないのですが。





でも、帰ってきてからこっち、どこで直していいものやら見当もつかず。

とりあえず、の、応急処置は、全国チェーンの例のお店でやってもらってはいましたが。



徹底的に修理、となると、ちゃんと修理してもらいたい内容を話して、できれば最高の状態に戻したいし、定番の修理しかしないチェーン店じゃ無理だしなあ、、、と、調べてみると、野々市に革製品の修理屋さんがあるみたい、ということを発見。




というわけで、近いうちに行ってみようと思います。


直したい靴はいっぱいあって、靴だけじゃなくって、実は鞄も修理してもらいたいのがあって、いいお店だったら通い詰めになりそう。(けど、日本の最近の修理屋さんにはがっかりさせられたことが何度かあるので、過剰な期待は禁物、かな。)




コストは度外視。

たとえ、修理代で新しいサンダルが買えようとも構わないのです。

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■無題
コメント失礼します♪(>ω・人*) なんとなく気になったので・・・また来ますね・・!