始まりは蕎麦屋。

| 2 Comments

お芝居は、金沢市民劇場 という観劇グループに入っているのですが、1人ではメンバーになれず、3人以上でサークルを作って登録しなければなりません。といっても、サークルメンバー全員が一緒に観劇に行かねばならないわけではなく、3日の日程の中から、それぞれ個人で選べます。


私の場合、一緒のサークルメンバーの方と、なるべく日程を合わせて行くのですが、何が楽しいって、お芝居の話をできるのも楽しいですが、その後の一杯も楽しみなのです。しかも、今回は今年初の観劇、ということで、プチ・新年会だし。笑。


今回は、「呑める蕎麦屋」が狙い。で、片町の「更科藤井 」へと。お芝居が終わった後は、いつも夜10時頃になってしまうので、それからでも、食べて呑めるお店は限られてくるのですが、このお店は深夜営業のようで、バッチリでした。シネモンド さんの紹介ページもいいですねえ。→コチラ


蕎麦屋らしいつまみしかない(<同行者・談)のに、一つ一つ凝っていて丁寧で、お酒が進む進む。実はあんまりおそばが得意じゃない私ですが、後半は、蕎麦をツマミに呑み始め、最後には、たぬきそばまで喰らう始末。あったかいおそばは絶対食べられない、苦手!と思っていたのに、スルスル入っていき、完全に食べ過ぎ。ああ、そういえば、天ぷらの盛り合わせを頼んで、出てきた粗塩までつまみにして呑んでました。お皿を下げられそうになって、「まだその塩が、、、」「ゆずこしょうが、、、」と、ちっともスマートじゃなく、食い意地根性丸出しで呑みました。でも、しっかり食べたので、かなり呑んだにもかかわらず、翌日ちっとも残ってなかったのがスバラシイ。(ただし、仕事だというのに目覚ましを止めたらしく、母に起こされましたが。)



うちではちっとも呑まない私ですが、外に出て、美味しいものを食べていると呑みたくなるから不思議。というより、お酒は結構好きなくせに、うちで呑まないのがフシギ?なのかなあ。母が料理好きなので、うちのご飯はとっても美味しいのですが、「ごはん」だから呑もうと思わないのかも。独り暮らしでも始めたら、飲み始めていそうで怖いです。

「夢があるから!」

今年初のお芝居は、ミュージカルでした。


アメリカ生まれの日系2世の女の子が、14のときに父にプレゼントされたブロードウェイのチケットで、初めて観たミュージカル「パリの踊り子」がきっかけとなり、振付師になることを夢見、成功と挫折を味わいながらも生きていく、というお話。劇団スイセイ・ミュージカル 、という、割と若手で構成されている劇団で、この「夢があるから!」は、オリジナルのようです。


、、、なんですが、私にとっては、ストーリーはどっちかというとオマケ。歌あり、踊りありのミュージカルを観たのは、実はこれが初めてで、ナマのダイナミックさとエネルギッシュさに感動! ひとつ難を言うなら、外国人役の人たちが、外国人に見えないということでしょうか。どう贔屓目に見ても、日本人。笑。でも、それでも歌と踊りは楽しくて、バッチリ魅せてくれました。


なので、後半2幕目に、妙にストーリーめいてきたのがちょっと残念。「中川久美」さんという振付師の実話を元にしているようですが、やっぱりストーリーはオマケに徹して、踊りと歌で最後までつっぱしってもらえたら、もっと最高!になったような気がします。そんな意味では、去年観た、素劇「あゝ東京行進曲」(劇団1980 )は歌が中心に据えられた、本当に楽しいお芝居でした。


そして、観ながら思い出していたのが、槇村さとるの「ダンシング・ゼネレーション 」と「N★Yバード 」。これもブロードウェイが舞台だったような。


そういえば、宝塚も観たことないけど、劇団四季もまだ観たことがないのです。次に東京行くときは、ミュージカル狙いで行ってみるのもいいかなあなんて、考えたりもしています。

明日は市民劇場!

| 2 Comments

ものすごい量の仕事をしたカンジ。外で仕事して、帰ってからも半徹夜で仕事して、こんなにイロイロできるのは、心身ともに絶好調のときのみ。


ヒサビサです。


はー、おなかすいた!



--------------------



いつもいつも何でも思ったことをできるわけではなく、やれるはずのことができないとき、っていう時期は必ずやってくるので、できるときに、できるだけやっておかないと、と、思います。


昨日、今日、は、そんな意味で、絶好調でした。



しかも、そんなときにやるべきことが重なると、こなしていくのが楽しかったり、疲れてるのに、眠いのに、全然平気だったり。





とはいっても、半徹夜が続いたので、今日はさすがに限界。



明日は、今年初のお芝居の日!

お芝居も楽しみですが、その後の一杯も楽しみです。プチ・新年会です。

ウイルスに負けてるヒマはなし

ホントはブログなんか(!)読んだり書いたりしてるヒマはないはずですが、、、ちょっと息抜き。


年が明けてオシゴトが始まって1週間。相変わらずやることいっぱいで、あの1週間のお休みが夢だったかのように遠くに感じてしまうのはなぜでしょう。でも、部屋がまだ片づいたままの状態なので、休みをとっていたことは夢ではない模様。よかった。


ただ、休みに持ち帰ったくせに、なかなか手をつけなかった仕事の締め切りが明日。今週中に耳揃えて出します!といった手前、片づけなくてはいけません。明日の昼間は違うところでオシゴトなので、実質今晩しかもう時間がない! 昨日は半徹夜。今日は貫徹カモ、、、!?と思ったりしますが、体がついていくはずもなく。だましだまし、半徹くらいでがんばります。


それにしても、周りに風邪ひきさんが結構いるというのに、この秋から冬にかけて、風邪らしい風邪をひいてないのはありがたい。忙しすぎて、風邪菌が入り込むヒマもないといった感じです。このまま春まで突っ走ることができたらいいなあ。初夏には花粉に悩まされて、熱を出すのは必至だから。

土とともに。

| 2 Comments

他人(ひと)のブログのコメント欄で、勝手に暴走しそうになって反省。だけど、「土」ってほんとーうに大事だと思うから。


行き詰まりつつも、まだ大学内でウロウロしてた頃、プライベートでもハードなことが重なり、なんだかギスギスしたりズタズタになったような気がしてました。学校にも行けなくなって(しかしバイトは行く。<笑)、プチひきこもりだった私は、プランターでハーブを育てて食べてみたり、生ゴミ堆肥化作戦に手を出したり。(どっちも食べ物に絡んでる、ってところがミソです。花は育てられないワタクシ。)


といっても、うまく発酵させることができなくて、悪臭を漂わせたり、でもそのうち、いい土ができた!と喜んでプランターに移し、ハーブを育ててみたら、部屋中にハエが大発生したりと、ツメが甘い、、、。


なんだけど、土の生命力、還元力には本当に驚かされました。発酵が進まなくて、ものすごいニオイになったこともあったけど、それもいつしか分解されて、どう見ても土にしか見えなくなった時には、本当にすごいなあと。そして、なんだか元気というかパワーをもらったり、ココロのバランスを取り戻していったように思います。不思議なんだけど。


と、同時に、土に帰していくべきものを焼却ゴミとし、土に帰さないどころか一方的に二酸化炭素を発生させてしまう、わたしたちの一方通行の生活スタイルや、100年後、200年後の土がどうなっているかも考えずに、目先の利益のために投入される夥しい量と種類の化学肥料や農薬のことを考えて、恐ろしくなったり悲しくなったり情けなくなったり。私たちが生きている間に劇的な変化は目に見えては起こらないのかもしれないけど、こんな状態を永遠に続けていられるわけではなく、実はもう、取り返しのつかないところまで来ているという報告もあるのです。


人間は愚かだし、エゴの固まりでもあるのだけど、だからといってそれに甘んじているわけにもいかない。土とともに、他の様々な生命と一緒に、地球という生命と一緒に、その大きな循環系の中に位置しようとしなければ、「ヒト」という種は存続し得ないのではないかと思う。


逆に、ヒトなんて、そのうち自然や地球からしっぺ返しを受けて、あっという間に絶滅するのでは?、いや、すでに絶滅への道をたどっているのでは?と思ったりもする。それはそれでいいような気もする。



ただ、現在、この地球上にヒトとして生きているわけで、ならば少しでも負担をかけないように、地球の大きな環のなかに私も入れてもらえるようにと思うのだけど、現時点では、なかなか達成できていないのが実状。



「農」に関係する職業柄、以前ほどの大きな分断はないし、一歩くらい近づいた気はするけれど。

読書モード。

| 2 Comments

あきっぽいので、宣言するとダメな感じですが、ふと気がつくと読書モードに入っています。年末年始にちょっと時間があった、というのも理由かな。


買った本の半分以上はまだ読んでいない私なので(大汗)、読むものには困らないハズなのですが、買う時期と読む時期は一致してないので、本棚の肥やし状態になる期間は、半年であったり、5年であったり、それ以上であったり。


でも、本だけは、買わなきゃ!と思った時に買っておかないと、見つからなかったり絶版になったりしていることも多いので、貧乏人のくせに、身分不相応なほど持ってる本は多い方だと思います。図書館をもっと利用したいとも思うけれど、図書館に通うというオプションが組み込まれていない私の生活。図書館は通勤途中にあったり、家の近く(クルマで10分)にあったりするのですが、なかなか開館時間中に立ち寄れないのがもどかしい。いつかきっと、、、!とは思っているけど、いつになるやら。


さて、何を読んでいたのかというと、森達也さんと姜尚中さんの対談本、『戦争の世紀を超えて 』。まだ読み終えてないのですが、ものすごい本です。すごすぎて、感想をうまく書けない気がするけど、これは何かは書き留めねばと思う。とりあえずは、最後まで読み終えてから、ですが。


友人にもらった、浦沢直樹さんの『MONSTER 』も、怖いくせに読みました。このマンガはフィクションだけど、何か現代の現実世界とかぶるところがあって、背筋が冷たくなる内容です。怪物や国家マシーンのような人間を作ろうとするプロジェクトも怖いですが、やはり、わたしたちのようなごくごく一般の市民が、あるきっかけで殺し合いを始めてしまう危うさを抱えている、という現実が怖い。でも、怖い怖いと言っているだけではダメで、そんな危うさや弱さ、ヤバさが私の中にも他の人にもあるのだと認め、どう考え、どう行動していくか、なのだなあと。


とまあ、おカタい(?)本ばっかり読んでいるわけでもなく、久々にショージ君 を引っ張り出してきて、あれが食べたいこれが食べたいと、思いめぐらせていたりもします。笑。

どんな年になるのかな。

| 4 Comments

新年です。

今年の目標とか抱負とか、そんなこっぱずかしくて気負うようなことを、新年早々掲げたりできない性格なので、タラタラとなんとなく新年になだれ込むのが心地いいとか書いてますが、年明けらしいことを何もしないのかというと、そういうわけでもなく、うちの近所の神社へ初詣に行って、おみくじを2種類ひく、というのは、15~6年続いています。


書いてある内容は、結構すぐに忘れちゃうんだけど、1年間おサイフに入れて持ち歩くワタクシ。


今年ひいた2つのおみくじは、なんだかどっちも同じようなことが書いてあってビックリ。しかも、今の状況をほぼ言い当てられているようでドッキリ。こんなこともあるんだなあと、妙に感心。笑。





運命は、人生は、自分の手で切り開いてるような錯覚を起こすけど、本当は、決められた道を一歩一歩忠実に歩まされているんだろうと思う。苦しいことも、悲しいことも、つらいことも、すべては必然。私という人間に背負わされた「業」とでもいうのかなあ、歩んで行かねばならない道。こんな風に自虐的に考えてしまうのも、ある種の業かもしれない。でも、それが嫌なのではなくて、こんな自分と真っ正面から向かい合って、自分に忠実に生きていたい。



「自分に忠実に」なんて、ホントはエゴのかたまり、ってだけなんだけど、今の私には必要みたい。等身大の、ありのままの自分を見据えるために。

ラジオが好き。

| 2 Comments

まだまだ雪

もしかして、ただ単になじみ深いというだけなのかもしれないけど、ラジオが好き。


といっても、定期的に聞くわけではなく、集中するときには無音状態じゃないとダメなので、ラジオをつけるのは掃除や洗濯をしてるときくらいなのだけど、じゃあ普段いつ聞いているのかというと、クルマで移動中の時。通勤時間が長いので、かなりの時間を費やせます。


昔は、音楽ばっかりかけていた気がするし、飽きればたまにFMを聞いていた気がするけど、最近はAMラジオの、しかもNHKにどっぷりはまっています。それも、第一のみならず第二もかなり。


第二放送は、中学生の頃に基礎英語を聞いていたのがきっかけで聞き始め、語学講座は言葉が分からなくてもかなり好き。ロシア語とかアラビア語とかも。でも、残念ながらめったに遭遇しません。笑。外国語ニュースも結構やってます。ハングルとかスペイン語とか。英語ニュースは、内容が日本のニュースだから、知識ゼロで聞くよりは分かりやすくて勉強になります。ただ、日本人がしゃべってるので、やっぱりネイティブの発音じゃないんだよなあと耳につくのが玉に瑕。(英語ができるわけではないし、しゃべれないけど、ちょっと発音オタクのワタシ。笑。)ドイツ語ニュースはネットでは聞けるけど(ラジオ日本オンライン )、実際にラジオでは流れてないので残念ー!


高校生の時には聞いてもよく分からなかった「NHK高校講座」も、今聞いてるとオモシロイ。秋山仁の数学とかね。現代文も、高校の時はさっぱりわからなかったのに、今になってそのおもしろさがわかります。やっと脳が発達したんだ(苦笑)。そのほかにも「NHKライブラリー」とか「NHKカルチャーアワー」とか、耳学問、ってほどでもないけど、ちょっとためになるような興味深い話が聞けたりするし、「えっ!?こんな方のお話がナマの声で聞けるの!?」と、びっくりするような方が話していたりもする。今でも覚えているのは、大江健三郎さんと高校生のやりとり。その後、大江さんの本、読んだなあ。『「自分の木」の下で』。そうそう、農業や有機のこと考えてたときに、ちょうど小泉武夫さんのお話が流れてきたときは(それまでは、名前も知らなかったのだけど)、内容があまりにも、そのときの私がまさに知りたかったことだったりしたのでビックリした覚えもあります。


ほんの5分の「音の風景」は、不思議な音や、懐かしい音が流れて、想像力をゴンゴンかきたてられる。


午前中にある「お話でてこい」は、子供はもちろん、日本語を勉強してる外国人にもオススメだったり。




第一放送では、とにかくとにかく、日曜朝の「音楽の泉」が昔から大好きな番組。私が小学生の頃から、皆川達夫さんという方が担当なさってますが、それは今も変わらず。そのあとの日曜討論は、聞いてるうちに頭に来て消すことが多いけど(笑)、たまに姜先生なんかも出演するので、要チェック。あと、最近は時間が合わなくてほとんど聞けないけれど、平日午前11時半から15分くらいの「私の本棚」も大好き。これも、私が小さい頃からあります。昔、熱を出して学校を休んだりしたときに、ぼんやりしながら聞いていた覚えが。ここで聞いた本も、何冊か買って読んだなあ。


第一の方は、聞いてられない番組もあったりするのですが(演歌ショーとか、ハチマルちゃんとかねえ、、、)、最近は、リスナーの方々からのお便りを聞いていて、全国の農家事情が分かったりするのも、おもしろくなってきました。


そうそう、第一でも第二でも、忘れてならないのが「ラジオ名人寄席」! 席亭・玉置宏さんの司会もお見事です。私はこの番組を聞き始めて落語好きになりました。新しいのも悪くないけど、どっちかいうと古典落語が好き。あとは「みんなの歌」!あなどれませんぜ!


、、、って、私は、本当に30なのかなあ?と、自分でも不安になってきました。(苦笑)

Endlich endlich...!

| 2 Comments

先日「一段落」とか書きましたが、決して全てが片づいていたわけでなく、ちょっと先が見えたかな、というところでそのままになっていた片づけ&掃除の続きを、今日になってやっと再開。やっと終点が見えてきた気もしますが、最終地点までたどり着けるのかは甚だギモン。たどり着けなかったとしても、それはそれでOKと、現時点で、、、いや、掃除を始めた時点ですでに思っていた辺りが、本当にやる気があるのかギモン。笑。


デッキチェア

今日は、片づけが進んだことで、久々に、もう、ほんっと久々ーーーにお目にかかったデッキチェアが嬉しくて、今日はここでオシマイと、片づけ打ち切り。


いつだったかなあ、多分、ドイツから帰ってきて間もない夏に、部屋の中で快適に本を読みたくて買ったのが、このデッキチェア。ドイツの人たちって、お洋服にはあんまりこだわらないようですが(というのは私の偏見?)、インテリアにはものすごく時間とお金をかけていた記憶があります。アンティークなのもキッチュなのも、モダンなのもパンクなのも、それぞれに一本筋が通っていて、とってもステキ。見習いたいと思っていても、長年染みついた母譲りのモノをため込むクセが抜けず、結局ごちゃごちゃオンパレードの私の部屋、、、。(と、母のせいにする。)


話を戻します。ドイツで目にした「お部屋で快適に」を目指して買ったデッキチェアですが、ここ2年ほどは、脱ぎ捨てた洋服置き場と化していて(これがまた、置きやすい高さと大きさなんですねえ。<笑)、快適に読書どころか、デッキチェアだったことすら半分忘れ去られている始末。


なので、救い出すことができて、めちゃめちゃゴキゲン。


さて、明日は最後のお休み。

持ち帰り仕事もしますが、読書タイムが楽しみで仕方がありません。

2006年!

| 5 Comments

ゆく年は追わず

くる年は拒まず


というのは、去年のイッセー尾形のカウントダウン・ライブ(舞台)DVDのタイトル。紙とDMと埃でいっぱいだった机の上を片づけたら出てきました。


年末の最終仕事を終えてからのここ数日、友人と久々の長電話をしたり、お昼近くまでごろごろ眠ったり、本を読んだり、母の買い物につきあったり、甥っ子たちとさんざん遊んだりして、1年間の休日をまとめて楽しんでいるようです。でも、全然足りない! あと1ヶ月くらい休みたーい!


そして、大晦日当日になって(といっても、そもそも年内にスッキリさせる気なんて最初っからないのだけど)、約2年分の塵と埃と本の山を掃除し始め、今さっき一段落ついたところ。気がついたら年が明けてるではないですか。


数年前までは、新年に向けて、折り目正しくきっちりと!と自分に課していた気もするけど、そもそもナマケモノで小心者の私には、それがプレッシャー、というか、最初でこけて、なんだかケチがついたような気になることがあったので、今はタラタラと過ごして、やり残したこともいっぱいあって、新年はこう!と決めつけることも特にせず、ああ、また、新しい年がやってきたなあ、ひたすら「今」を生きていきたいなあとボンヤリ思っています。そして、こんな風に思っているこの瞬間が、とてつもなく心地よかったりして。


年賀状も、ここ数年来、前もって書いたことなどなく、今年もまた同様。笑。こんな感じにしよう!とかは、仕事が終わった頃から考え始めていて、明日(っていうか今日だ!)は起きたら工作の始まりです。机はそのために片づけたようなもの。毎年遅れて届く私の年賀状は、そろそろ皆さんに定着してきたのではないでしょうか。

プリンタのみならず。

ブロードバンドルータ購入

ずっとやらなくちゃと思っていたルータの設置をしてみました。


先日、ちょっと仕事が早く終わったので、うれしくなってついフラフラとお店をいくつかほっつき歩いておりました。最終的に迷い込んだ家電量販店は、通常は20時で閉まるのに、その日に限り夜中の0時までやっているとのことで、気がついたらすごい時間に。そして、前々からほしかった無線LANもできるルータを購入。プリンタ×インクやその他諸々と合わせると、かなりの額を散財。たまにはそんなこともヨシとしましょう。(たまに?なのかがちょっとギモン。)


設定は、最初はよく分からなくて手こずりましたが、実はそんなに難しくなく、あっけなく解決。というわけで、今は無線でアクセス。はりゃーなんとまあ便利なことでしょう!


職場では年賀状を出す準備も私の仕事の1つですが、1方の職場では今日片づきました。もう1方の職場では、なんとか明日中に。私の分はというと、まず部屋を片づけることから始めなくちゃいけないので、まだまだかかります。救いは今年は若干冬休みが長いということ! 29日から休みに入れるなんて、何年ぶりかしら。


冬の日の停電

停電になって思い知った、電気のこと。


電気のこと

電気がないと、ファンヒーターはもちろんエアコンもアウト、お湯は出ない、コタツもダメ、暖を採ることができるのは、昔からある石油ストーブ。ああそうか、お湯が沸かせます! ガスコンロも辛うじてOK? なら、煮炊きができます。体の中から暖めることは可能。あとはフトンかな。でも、それ以外は全くダメ。パソコンも充電池が切れたら使えない、携帯も電池切れたら、、、あ、乾電池で充電は可能?アダプター必要ですが。電池の携帯ラジオは母が持ってる。(ワタシも一個欲しいんだった!)


となると、灯油買ったり、乾電池買ったり、食料買ったり、お金が必要になりますが、外ではATMもアウト。クレジットカードだって使えない。さて、どうするのでしょう???




、、、と、まあ、危機管理(?)が全くできていないことに気がつきました。




いざとなったらサバイバルできる!と、どうしてだか思っていたけれど、雪のない時期のことしか考えてませんでした、きっと。


先日、激寒い職場で小さな電気ストーブで辛うじて暖を採っていた中、停電になり、寒い上にレジも動かなくて、どうしようか途方にくれた時ゾッとして。サバイバルなんて全然ムリ。春~秋は、もしかしたら、どうにかなるかもだけど、冬は完全に想定外。


原発反対、とか思ってるくせに、ちっともなってないじゃん。
私の生活も心構えも。



そして、うちの母がポツンとつぶやいたのは、「この寒い中、暖房もろくろくなくて、お腹もペコペコの子どもたちが、世界にはおるんやよね、、、。」と。そうなんですよね。こう自分の日常の波にもまれていると、頭の片隅へと追いやられてしまう現実。それは、ここに今こうしている間も現実なのに。スイッチ一つでヌクヌクできる自分の生活とのギャップに愕然としてしまう。


私にできることって、なんなんだろう。というか、結局なにもできない、ってのが現実なの?と恐ろしいし悲しい。


せめてできることはと思って、エコな生活を心がけたり、なるべく石油社会、資本至上社会に荷担しないように、いろんなことを考え続けようとしているわけなのだけど、、、。


ひとりの人間にできることなんて、やっぱりちっぽけなことなのかもしれない。もちろん、だからといって決して投げやりになるつもりはないけれど。

プリンタフル稼働

セキュリティソフトが雪の中ようやっと到着したので、重い腰を上げて、家族共同PCの修復作業。OSを再インストールするまでは、半年ほど前にやっていたのだけど、その後手つかずでほったらかし。だって忙しくって。(<言い訳?)


各種アップデートをして、セキュリティソフトをインストールし終えました。あとはソフトをインストールして、どこかに眠ってるデータを掘り起こしていくだけです。とりあえず、ネットにはつなげるようになったので許してもらおう。>家族のみなさん。


甥っ子達の写真・写真・写真!

アップデートやインストールをする間、再起動しろとかコマコマ言ってくるから、パソコンのそばを離れられなかったので、昨日から使えるようになったプリンタで、愛しの甥っ子ちゃんたちの写真を印刷三昧。プリンタが使えなかったから、写真を撮るのもイマイチ面倒になってたのですが、メディアを差し込んでダイレクトプリントもできるプリンタなので、またこれから激写しなくっちゃねとほくそ笑むオバちゃん。ふっふっふ。


でも、実はデジカメも壊れています。以前修理したところが、修理してから約1年、ってとこで同じように壊れました。保証は6ヶ月といわれたけれど、全く同じところが、全く同じ期間で壊れるというのは、そもそも欠陥品なのでは? 、、、文句を言いたいけれど、デジカメこれ1台しかないし、修理出したところで、きっとまた来年壊れるんだろうし、修理に出す時間とお金がムダかなあと悩むところです。

プリンタが来た。

5年前だか6年前だかもっと前だったかに買ったプリンタは、使えないわけではないけど、一定の間隔おきに二重線が出てくるようになってしまったので、1年ほどさんざん考えたあげく、結局1年前に欲しいと思っていたモデルを購入。1年前と比べて値段がちっとも下がっていない、、、いや、ちょっとは下がりましたが、それでもこれだけしか下がっていないのはなぜ!!! まあ別にいいんですが。気に入らなかったら30日以内に返品もできるそうなので、さんざん使って考えよう。もしかしたら本当に返品するかも。


かわいい甥っ子たちの写真の印刷もしたいですが、ワタシに何より重要だったのは、普通紙印刷が鮮明で、黒がハッキリ出るということ。カラーコピーはオマケですが、あるのは大変助かる。


まだLANを家庭内で組んでないので、緊急ワイヤレス接続のオプションをつけてみたり。セットアップがやっと終わりゴキゲン。拡大カラーコピーして教材作ってみたりしてゴキゲン。レッスンが3週間お休みなので、第4期のレッスン内容を考え直すという楽しみができました。


とかいいながら、会社のためにも使っちゃったりしそうだなあ。あんまり使いたくないけどなあ。そうも言ってられないかもしれません。

冬の日の必需品

| 2 Comments

水筒を持ち歩いています。

クルマに乗り始めた初めての冬に、融雪装置の水がフロントガラスにかかり、一瞬で凍り付いて前が見えなくなってしまった、というのを経験してから、雪が降り始めたら必ず持ち歩くのが水筒。朝お湯を入れて、常に携帯。お湯の補充ができる環境なら、夕方に入れ替え。


昔、学生の頃は、冬でも夜中の1時や2時まで大学にいたから(といっても、必ずしも勉強していたわけではなく、、、)、そんなときはドアが凍り付いて開かなくなったり、鍵が刺さらなくなったりしたので、そんなときにもお役に立ってくれました。


この前のパンク(というか、バースト?というの?)もそうですが、考えてみると、大きな事故には遭ったことはないけど、ヒヤヒヤするような出来事を小出しに経験しています。


前の前のクルマでは、夏に冷却水の温度センサーがぶっ壊れてオーバーヒート。乗り捨てて帰ったところで仕方がないので、エンジンが焼き付かないように、数キロごとに水を入れて、だましだましウチに帰ったこともありました。スリップしてもうダメだと思ったことも1度ではなし。そういうときは、足を全部離してしまうようで、マニュアル車だからエンストして事なきを得ました。


そういえば、スタッドレスはいていたにもかかわらず、凍った坂道でスリップして動けなくなり、クルマを何台もやり過ごして、ナナメにバックして、横に発進して何とかなったこともありました。夜中、30分くらい孤軍奮闘。


こんなことがたまにあるから、大きな事故を起こす前に、気を引き締め直すことができるのかもしれません。でも、こんな恐ろしい経験自体、ホントはしちゃいけないのですよね。反省。

雪道は好きなのだけど

| 4 Comments

圧雪でデコボコになった道路を、のんびりガタガタ言わせながら走ったり、狭い路地で、対向車とうまく行き違うことができたりするのが、雪道の醍醐味!なんて、とぼけたことを考えながら楽しんで走るので、雪道は結構好きだったりします。ただし、後ろからクルマが来てないときに限りますが。


それが、クルマを替えて、四駆になったりパワステがついたりしてからは、滑っているのに気づくのが遅く、ヒヤリとしたことも何度か。スピード出し過ぎ? ECO違反?


前のクルマは、それこそバタバタのボロ車だったので、道路の状態がハンドルやシートにすぐ伝わってきて、乗り心地は悪かったけど、滑ってたりするのもすぐ気がついてたなあと、懐かしく思い出してみたり。ただ、二駆だったので、深い雪にはまると、動けなくなりました。それで、あきらめて乗り捨てて帰ったことも確か2度ほどあったような、、、。


ざっくり切れたタイヤ

今は四駆で、少しの雪の中くらい、ガンガン走ってくれます。でも今日は、四駆だからと、対向車と行き違うときに凍った雪の中をガリガリ走ったら、見事パンク。店の前に着いてから気がつき、ちょうど社長がいたので、タイヤ換え、手伝ってもらえました、、、というか、換えてくださいました。非常にラッキーでした。(ありがとうございます>社長。)


ただ、いくら凍っていたとはいえ、こんなにザックリ等間隔に5箇所も裂けてしまうなんて、雪に隠れて何か尖った物でもあったのかもしれません。とにかく、パワステ×四駆×雪道は、まだまだ初心者マークだと思い知らされた一件。最近、過信気味だったかと反省。クルマの運転に、過信は禁物でございます。

12月の雪

| 2 Comments

雪が降ってます。

雪化粧!と思っていたのも束の間、あっという間にあたり一面真冬の雪景色になってしまった北陸地方。ウチはちょうど白山と金沢の平地の中間に位置するので、白山麓の村々に比べれば、雪の量はぐっと少ないものの、金沢から見るととっても多いです。ただ、幹線道路に面している上、ごく近所に除雪車のステーションがあるので、除雪ではずいぶん楽をさせてもらってます。(でも、さらに楽をしようと、先日来工作をしているのはうちの両親。)


これだけ降ると、俄然元気になるワタシ。寒いのも冷たいのも嫌いなので、冬は嫌いですが、雪は好き。雪が積もると、気温は低いはずなのに、体感温度はそう寒くないから不思議。あと、白さに光が反射するので、昼も夜もなんだか明るい感じがするのがイイ。でも、外に出っぱなしだとだんだん体の芯まで冷えてくるので、そうならないうちに暖をとらないといけませんが。


そういえば、ドイツに初めて行った冬は、ヨーロッパに大寒波が襲ってきた年で、アルプスに面する南部では、水道管が凍って破裂し、地下室(ドイツではかなり重要!)が水に浸かったり、凍死者が出たりと大変な年でした。ワタシもクリスマスにマイナス10度を生まれて初めて体験。外に出ると、髪の毛が真っ白に凍って、一瞬でおばあさん。30分も外を歩くと、指先の感覚がなくなって大変でした。1ヶ月で8キロも太って、脂肪をたっぷり着込んでいたハズなのですが、、、(大笑)。


「誉める」より「認める」

| 8 Comments

昨日は九条の会のほかにも、小学生の子供を持つお父さんやお母さんに向けての講演会が地元であり、うちの母と一緒に行ってきました。一晩眠ると忘れてしまうことがたくさんある、ヨワイおつむの私ですが、とりあえずぐっすりと眠ってみると、いっぱいいっぱいの気持ちで興奮していた状態が冷めて、頭の中が整理されて、本当に大切な言葉や気持ちだけが残っていたりします。


昨日聴いたお話の中で、ああ、そうか、そういうことか、と思った一言。



「誉める」のではなく「認める」。



言葉っつらだけを問題にするわけではないけど、「誉める」という言葉を聞いた時に、しっくりこないなあと思うことが多くて、自分が誉められた(?)ときも、なんだか居心地の悪い思いをしたことが多いような気がして、「誉める」という言葉や行為と、まっすぐに向き合えない私。


性格悪いからかなあ、素直じゃないしなあ、とかいろいろ思っていたのですが、もちろんそれもあるのですが、昨日『「誉める」のではなくて「認めて」あげてください。』という言葉を聞いた時に、何かがスーッと溶けたような気がしました。私がひっかかってたのはここなのかも、って。




でも、「認める」って、実はとっても大変なこと。表面的にチャチャッと済まされることではなくて、相手のココロと真っ正面から向き合うこと。私が誰かに認めてもらうときも、私が誰かのことを認めようとするときも。

主語は「わたしたち」。

結局タイヤも換えずに、ギリギリまでフトンにもぐり込んでねばっていたワタシですが、九条の会・石川ネットの設立1周年集会に行ってきました。残念ながら一日通しではいられなかったけど、昼の部だけでも改めてハッとさせられることがいっぱいで。


今さらながら再確認したこと。


「憲法」は、国が、政府が、勝手気ままなことをしないように、「わたしたち」が国や政府をしばるための道具。


「法律」は、国が、政府が、わたしたちをしばるための道具。


井上ひさし氏の言葉を借りれば、
「憲法」は、主権者である国民が、時の政府に対して発する命令。
「法律」は、時の政府が国民に対して発する命令。


国民主権、と、コトバでは頭の中にあっても、その意味がどんなことなのか、実感としてなかったことが分かりました。こんなに大事なことが、実感としてなく、すっぽり抜け落ちているなんて。



そして、もう一つ大切なこと。

憲法は「理想」だということ。

わたしたち国民が掲げる、崇高な理想。


理想にむかって、人は努力していくものなのです。だから、憲法が現実とそぐわないから変える、っていう論理はちっとも成り立たない。


なのに、そんな風に言われると、「そうなのかなあ、、、」なんて不安になってしまったり。無知というのは本当に恐ろしい。そこにつけこんでくる政治家も政治家ですが、無知でいることに甘んじている自分も結局は同罪なのだと思い知らされた一日。


そして、ものすごくドキッとしたのは、「9条は、国際的な形で日本の戦争責任を表明している」というコトバ。こんなことは考えてもみなかった。けれど、ということは、わたしたちは絶対に、現憲法を変えてはいけないし、放棄してはいけない。



重かったのは、映画の中に出てきた戦争体験者の方の言葉。戦争、ソ連抑留、戦犯という体験を経て出てきた言葉は、「本当の愛国精神は、戦争をなくすこと。理屈じゃなくて道理。理屈ではない。」


「理屈じゃない」という言葉がズッシリと響いてきて、、、。





、、、全く整理されていなくて箇条書きになってしまいましたが。

知らなかったじゃ済まされない。今後来るその「時」に後悔はしたくないし、日本に生きる「私」自身とかかわることだから、重い話も難しい話もあるし、つらい状況だなあと思うけれども、やっぱり目をつぶってるわけにはいかないと思ったのでした。まとまらないけど、まとまらないのが本当なのかも。少なくとも現時点の私では。

寒さはこたえる。

| 2 Comments

とうとう雪が降り出しました。


朝起きると、寒くて天気は絶対悪いと分かるのに、シンと明るい気配。お日様が照ってるわけでもないのに。そう。外には雪が積もっているのです。午前中はタイヤを換えようか迷った末に、四駆だということを理由に一日延ばしにした私。金沢に出ると、というより、うちから街に向かって2kmほどクルマを走らせると、もう雪はなかったので、やっぱりね、と思うと同時に、ホッ。だけど、明日の午前は久々に少し時間に余裕があるので、換えておいたほうがいいかなあ。(いつもはもっとギリギリなんですが。)


寒いのはもともと苦手だけど、雪が積もり始めたばかりの頃は特に、いいようのない焦りや寂しさに襲われます。何もかもがうまくいかず、世の中でまったくひとりぼっちになったような寂しさ。ウチの中は暖かくて、母がポケっと平和に居眠りをしていたりするのに、です。この季節、というか、12月には、なぜだかいつも精神的に良くない状態だったことが多かったからかもしれない。


それは、自分がしてきたことへの報いというか、自分が蒔いた種なので、そのことと向き合うのは仕方がないというか、向き合っていこうという気はあるものの、すぐに解決するようなことでもなく、寒いからだんだん元気もなくなって、ボケッと時を過ごして、問題を先送りにして、でも、ボケッと過ごした自分を責めて、また焦って、、、。


何をやっているんだろうと思ったりもしますが、自分の弱いところや情けないところを責めるワタシと、「でも、そんなに強くないんだからしょーがないじゃん」と開き直ったり、自分をなぐさめるワタシがいて、そんなところに雪が降って、もう年の瀬なんだよ、という事実を目の前につきつけられて、何もできなかった1年を振り返り、ますます自分を追いつめて、なぐさめて、、、、、、ああ、なんだか忙しいワタシのココロ。


なんだろう、なんだかぽっかり大切なことを忘れているような気がして、それもワタシを不安にさせている気もします。だから、それは何だったのか思い出したくて本を読み始めたり。明日は九条の会・石川ネットの設立1周年集会にも出かけてきます。

13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23

2012年9月

S M D M D F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

Recent Comments

  • kanakita: yuka in Se read more
  • yuka in Seattle: 疲れがとれず、米酢を read more
  • kanakita: ホントはね、アウトド read more
  • トッキー: kanakita先生 read more
  • kanakita: トッキーちゃん、久し read more
  • トッキー: むむむ。 非常に興味 read more
  • kanakita: 山庵敦さん、すっかり read more
  • 山庵敦: レシピのご紹介ありが read more
  • kanakita: itaちゃん、コメン read more
  • ita: 久々のコメントです。 read more
Powered by Movable Type 5.14-ja